タイトルをみて驚かれたかもしれませんが、打ち合わせをする季節によって採用率が変わるモノがあるんです。
同じ説明をしていても、季節によって響き方がぜんぜん違うんです。。
何故でしょう?何故なんですかね?!
夏だけ過ごす家でも、冬だけ過ごす家でもないのに。
※個人的な感覚のお話です。統計等の公的データはありませんので、悪しからず。。
採用率が変わるモノ
□床暖房
□花粉対策
□屋内物干し場
□タイル床
□無垢床
□まとめ
□床暖房
夏場に打ち合わせをした方は、床暖房の採用率が下がります。
夏に『床暖房が如何に暖かいか』を話してもあまり響きません。
□花粉対策
春から梅雨前頃に打ち合わせをした方は、花粉対策にお金を使う傾向にあります。
全熱交換型換気扇や、水回り位置等気にされます。
□屋内物干し場
春先から梅雨明けに打ち合わせをした方は、屋内物干し場を少し大きめに取りがちです。
洗面所を広くする方もいますし、物干し/洗濯物を畳む部屋を作る方もいらっしゃいます。
花粉や雨を目の当たりにしているからかと思います。
□タイル床
夏場に打ち合わせをした方は、LDKをタイル床にしがちです。
採用される方が増えるわけではなく、『夏場は、タイル床に対する反対意見のパワーが落ちる。』という感じです。
タイル床はおしゃれで高級感が出しやすいのでモノトーンが好きな方には人気です。
足触りですが、冬は絶望的に冷たいです。
□無垢床
冬に打ち合わせされた方は、柔らかい樹種の無垢床の採用が増えます。
柔らかい材料は、足触りが良く暖かく感じます。逆に、柔らかい為傷付きやすい材料でもあります。
ここ数年人気のある床材は、スギ無垢床ですね。スギの匂い、節等含め味のある雰囲気、何より柔らかくて暖かい。そして、絶望的なほど凹む。携帯落としたら一発NG…。
完璧なモノなんて無いんですよね…。
□屋外混合水栓
冬に打ち合わせをされた方は、屋外水栓を混合水栓にしがちです。
『冬は寒いから屋外でお湯が使えるように!』と考える訳です。
室内犬がいる場合は、お散歩後の足を洗うのに必要かもしれませんが、個人的には費用対効果が低い(効果に対して金額が高い)ので、予算によっては採用するか検討するべきとは思います。
まとめ
他もいくつかありますが、わかりやすい例を挙げさせて貰いました。
それではまとめです。
上記リストをざっくりカテゴライズすると、『あったら便利な贅沢品』です。
「贅沢品なんだから、好きなの選べば良いじゃん!」と思わられたかもしれませんが、判断材料に「打ち合わせした時に欲しい」というその時だけの感情が入ってくると客観的に判断出来ているとは言えないのです。
例えばですが、「レトロな旧車が欲しい!」と思った時に、「冬の時エアコン効く?音楽はカセットで大丈夫?故障しない?」と冷静にいろいろ考えると思います。
みんな平等に季節はやってきます。
冷静に本当に必要なモノは何かを考え、必要な所にお金を使うべきだと思います。
打ち合わせは判断の連続です。
その時の感情で判断するのではなく、1年、10年、20年……と言った時間軸での採用が大切です。
如何だったでしょうか?
新たな気付きがありましたら嬉しいです。
ありがとうございました!!
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